知っておきたい遺産相続に関する豆知識

親が残した遺産で兄弟がもめる話はよく聞きます

■ 42歳 女性
親が残した遺産で兄弟がもめる話はよく聞きます。親は健在なうちに、子供たちが遺産相続でもめないよう、遺言書を書いておいた方が良いとも言います。
例えば3人の子供がいる場合、仮に長男に全財産を譲ると遺言書を書いても、他の2人の子供にも法律上相続権があるので、長男だけに全財産をあげることはできません。民法の下、子供は平等に相続権があるので、3人兄弟の場合はそれぞれ3分の1ずつ相続する権利があります。そのため、遺言書に長男に全財産を譲ると書いても、他の2人の子供も法定相続人なので、遺留分(3分の1)を請求すれば認められます。
逆に親が借金をしていた場合、借金も遺産となり、親の借金を子供が相続することになります。
しかし、その場合、子供は遺産放棄をすれば、借金を相続せずに済みます。親の遺産が負の遺産の場合には、遺産放棄の手続きを取ればよいのです。
ちなみに、遺産放棄をする場合は期限があるので、定められた期限内に行わなければなりません。
遺産相続は、悲劇を起こすことも少なくありません。また、お金持ちの家庭よりも、普通の家庭の方がトラブルになる率が高いそうです。
円満な遺産相続をしてもらうには、生前に相続人達に納得してもらえる相続内容を考えて、準備しておいた方が良いと思います。
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